Mothereseマザリーズって?

 

 Mothereseマザリーズという言葉が初めてお目見えしたのは、1966年、アメリカの文化人類学者・言語学者であったチャールズ・ファーガンの研究論文であったと言われています。

 

 比較行動学者の正高信男氏が、邦訳してマザリーズという言葉が周知されていくようになりました。といっても、まだ研究領域に限定されており、一般的に市民権を得た言葉とはいえません。

 

 国や種族の違いに関係なく、女性が乳幼児に語りかけるときに自然と出るある特徴的な語り掛け方です。「やや高め・ゆっくり・抑揚たっぷり」というのがマザリーズの大きな特徴といえます。

 

 乳児はマザリーズでの語りかけをより好み、またマザリーズを話すこと、聴くことで脳内言語野が活性化することが研究で明らかにされています。つまり、マザリーズ環境にあると、人はさらに対話したくなる気持ちになるということです。これは乳児に限らず、ゆったりと抑揚をつけて返事をされると、気持ちよく返事したくなるご経験がどなたにもあるのではないかと思います。逆に、抑揚のない早口でしゃべられると、対話意欲は激減します。

 

 マザリーズは乳児だけでなく、人と人が対話で繋がっていく柔らかな環境を創っていく重要な要素であるともいえるのです。人類にとって、誕生して最初に出会う声の文化ともいえます。

 

マザリーズ教室(7月2日)

マザリーズの会のメンバーでキッズチアダンス&産後ケアインストラクターRicoさんのブログRico★Smiloop


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